01.福島第一原発災害

【緊急】2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震をきっかけにした

福島第一原子力発電所による災害

 原告、槌田敦は長く原子力の利用に反対してきた物理学者です。今回の事故に関して、積極的に情報発信をしています。

11.2012年11月25日(日) 13:30-16:30 第7回槌田ゼミ 於、スペースたんぽぽ

10.2012年10月25日 第6回槌田ゼミ 於、スペースたんぽぽ
 「事故から一年半、水素爆発のまま」
講演会映像:UPLAN http://www.youtube.com/watch?v=scVL1tRdbLM 最初2分半資料紹介が無音です。

9.2012年9月29日 第5回槌田ゼミ 於、スペースたんぽぽ
 「東電に対する告発状から「加害の事実」について」

8.2012年8月23日 第4回槌田ゼミ 於、スペースたんぽぽ
 「情報不足の1号機と3号機 -典型的な沸騰水型冷却水喪失事故であった2号機との違いを考える-」
資料映像:「福島原発1、3号機爆発映像」 http://www.youtube.com/watch?v=VLJspb_mo-s

7.2012年7月9日 第3回槌田ゼミ 於、スペースたんぽぽ
  「2号機の事故経過について」を開催しました。

6.2012年6月21日 第2回槌田ゼミ 於、たんぽぽ舎
 「何故、ウソをつくのか―原子力の闇 3,4号機は水素爆発ではない」を開催しました。
こちらでご覧になれます。

5.2012年5月18日 第1回槌田ゼミ 於、スペースたんぽぽ
 「隠された福島事故を曝露する」を開催しました。
こちらこちらでご覧になれます。こちらでまとめをご覧になれます。

4.2012年1月2日の報告
 昨年は、福島第一原発災害に振り回されました。日本評論社から4月に福島原発事故について書くようにとの話があり、これに取り組んでおりました。しかし、4つの原子炉と4つの使用済み燃料プールで何がおこったのか、情報源の東電と保安院の言うことに納得できず、書いては消しの繰り返しでした。これで半年を使ってしまったのです。
 9月になってようやく、4月4日の保安院報告書にある1~3号機の圧力と水位のトレンドデータをおぼろげながら読み解くことができました。そこで、本格的に書き始めましたが、余りにも雑多なデータなので、脱稿は12月末になってしまいました。
 この事故の原因は勝俣会長らの安全費用の節約(未必の故意)でした。そして吉田所長らの不注意(業務上過失)が災害を大きくしたことを見つけました。また、東電は放出した放射能は「無主物」であり、東電には責任がないと主張していますが、これに対しては水俣病裁判で確立した「汚染者負担の原則」で対抗すべきです。
 具体的には、刑法204、205条(致死傷罪)と刑法211条(業務上過失)で勝俣と吉田を刑事告発し、民法709、710条(故意または過失)で東電に賠償請求するよう提起します。
 この本は、たんぽぽ舎の山崎さん、原田さんとの共著でして、間もなく日本評論社から『(仮題)福島原発多重人災』として出版します。

3.2011年10月8日の発表
 3.11以後6ヶ月間、槌田は、福島原発災害の原因解明に悩んでおりました。保安院や東京電力の言うことに納得できないのです。 たとえば、彼らは、4つの爆発をすべて水素爆発としていました。 そして、これを誰もがそのまま受け入れていました。
 しかし、水素は軽い気体なので、建物の天井に集まり、そこで空気と混ざって爆発することはあっても、建物の床では、燃えることはありますが、爆発することはあり得ないのです。 したがって、水素爆発は1号機だけで、 2号機は格納容器の破裂、 3号機は核爆発、 4号機は核暴走による水蒸気爆発と主張してきました。
 東京電力は、半年も過ぎた10月2日、ようやく2号機は格納容器の単なる破裂と認めました。 あらゆる問題で、保安院や東京電力の言ってきたことに疑いを持っていたのですが、事態を解明しようにも発表される事実が小出しでした。ようやく全貌がつかめたところで(【添付資料】20111003事故を超えて犯罪「(1)これは事故を超えて犯罪だ」)、これらをまとめて本を書いているところです。
 その結論は、東京電力勝俣会長ら歴代社長による未必の故意による傷害罪(刑法204条)と傷害致死罪(同205条)、そして吉田第一原発所長による業務上過失致死傷罪(同211条)でした。 これにより刑事告訴(刑事訴訟法230条等)と告発(同239条)となります。
 民事訴訟は、原賠法の無過失賠償ではなく、民法709条による故意または過失による賠償請求とするために必要な準備をしております(【添付資料】20111003事故を超えて犯罪「(2)刑法で告訴・告発し民法で損害賠償請求」)。 そのような訳で、連絡が遅れて申し訳ありませんでした。

2.2011年4月5日の報告
 事故後3週間、東日本の汚染レベル(空間線量)は日ごとに下る。推進派の学者はテレビ解説で、事態が好転するかのように言うが、この空間線量とは空中および地面の放射能の合計で、半減期が10日程度のヨウ素131(8日)、キセノン132(5日)、バリウム140(13日)などが減っているからであり.事故対策の効果ではない。 (講演会のレジメ)
 一方、高汚染水を止める作業は、新聞紙、おがくずなど不まじめなものばかりで、その失敗を口実に高汚染水を流し続けている。そのついでに低汚染水も大量処分した。東電の広報担当は、これまで安全だとウソをついてきたことを思いだしたのであろうか、低汚染水の放出について、かわいそう泣きじゃくっていた。

1.2011年3月18日の講演内容 
 スリーマイル島酷似事故からチェルノブイリ酷似事故へ
               2011年3月18日
               核開発に反対する会 槌田敦

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