CO2増で温暖化したのではなく、温暖化したのでCO2増となったことを示す事実 人類が化石燃料を使用することによるCO2の移動量①は、大気と動植物などの交換量③や大気と海水の交換量⑤に比べたら、約3%しかありません。①は③⑤の見積もり誤差の範囲といっても過言ではありません。■ 世界月平均気温偏差 と 大気中CO2濃度変化率 の散布図近藤らは、「世界の月平均気温平年差(℃)」と「大気中CO2濃度」のデータから、上に示す散布図を得た。使用しているデータは、それぞれ公表されているものである。 世界の月平均気温平年差: 気象庁 http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/list/mon_wld.html 大気中CO2濃度: Keelingら 南極での大気中CO2濃度 http://cdiac.ornl.gov/ftp/trends/co2/sposio.co2 ■ 散布図の回帰曲線散布図で点線で示した異常値の時期のデータを除き、回帰曲線を求めたところ、y=2.39 x +1.47 であった。■ 新しい事実近藤・槌田は、観測された事実から、
■ 事実の理解のためのヒント地球温暖化CO2原因説「二酸化炭素ガス(CO2)が赤外線を地球外に逃がさない温室効果をもつために、増加した二酸化炭素によって地球が温暖化している」と信じ込まされている方々には、この新しい事実を信じられないかもしれません。しかし、この事実は、信じるかどうかという信仰の問題ではなく、一般公開されているデータの集計結果の事実です。まず、基礎データのサイトで、用いたデータの信憑性を確認してください。【気温データ、CO2濃度データ】次に、地球上の炭素循環の研究成果(IPCC2007)を、気象庁のホームページで確認してください。そのページでは自然の炭素循環(黒い数字)と人為的な炭素循環(赤い数字)を恣意的に分けて、地球温暖化CO2原因説を説明していますが、ここでは現象を客観的に見るために黒い数字と赤い数字を加えた総移動量に着目しましょう。
では、それぞれはどのように見積もることができるでしょうか。
そのうえで、もう一度、気象庁のホームページをみてください。自然界の炭素循環(黒色)と人為的な炭素循環(赤色)を区別したうえで、なんの論拠も証明もなく「黒は自然の循環で収支がゼロ」と決め付けています。ここに間違いがあるのです。 【参照文献】
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13.日本気象学会裁判 >