CO2温暖化を問う2つの裁判(21)

2011/06/21 13:11 に ユーザー不明 が投稿   [ 2011/06/21 16:10 に Web編集 さんが更新しました ]
2011年4月28日

 原告槌田敦は、以下の報告を公表した。

 前回も報告したように、被告3人(小宮山宏前東大総長、明日香寿川東北大学教授.濵田純一現東大総長)が、東京大学を悪用して、彼らの政治課題を遂行しようとした事件(小宮山等事件)を追加した。この事件は、東京大学事件に併合審査される。
 これからの裁判日程は、小宮山等事件の第1回口頭弁論が5月24日(火)に行われ、ここで被告小宮山等は、訴状を認否する答弁書を提出する。この後、 6月24日(金)の弁論準備で、両事件をまとめて原告は、被告側に対する証人尋同を簡潔にするための求釈明書を提出し、その次の口頭弁論でこれに答える被告側の準備書面が提出される。
 なお、前回の弁論準備で、裁判長は被告の言う三段論法は理解できないと述べたことに被告は釈明する準備書面(5)を提出した。これは、 9項目の特徴の内、最後の項目(三段論法の誤謬)について述べたものである。この弁論準備で、 「この準備書面の2(2)は三段論法になっていない。どれがSで、どれがMで、どれがPなのか」と質問したら、被告側の弁護士は「これはS M Pで示す代表的三段論法ではない。三段論法にはいろいろある」と答えた。東京大学も地に落ちたものだ。

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