CO2温暖化を問う2つの裁判(5)

2010/04/14 14:46 に Web編集 が投稿   [ 2010/06/22 6:26 に更新しました ]
2010年4月14日

原告槌田敦は、以下の報告を公表した。

  第2回口頭弁論(4月13日)において、原告は準備書面(1)を提出した。
  口頭弁論というのは、一般に双方が書面を提出することで陳述したことにするのだが、原告は特に発言を求めて、準備書面(1)の注目してほしい点を以下のように口述した。

  この準備書面は、3つの部分から構成されている。

 第一では、この事件は、『CO225%削減』を提唱した東京大学前総長小宮山宏のかかわりに注目してほしい。この小宮山の意を受けて被告住教授が引き起こした事件である。

 第二は、3つの求釈明であって、
  1. ひとつは、9項目の特徴を名指しした12人の懐疑論者に貼り付けたのだが、懐疑論者のどの議論がどの特徴に該当するのか明らかにしていない。これを明らかにすることを求める。明らかにできなければ証拠を示さず侮辱した事件ということになる。
  2. また、被告東京大学は、大学院学生の被告山本に経歴詐称をさせたが、そのようなことをするには事情があった筈で、それを明らかにすることを求める。
  3. さらに、批判をするのであれば、当然の作法として批判者の氏名をあきらかにすべきである。なぜ、匿名にして、しかも求められても氏名の発表を拒否するのか、その理由をあきらかにすることを求める。

 第三は、答弁書と被告準備書面(1)への反論である。

 第3回口頭弁論 2010年6月1日(火)10時、東京地裁411号法廷 【傍聴歓迎】

※※Web編集部より※※
 Webで読みやすくするため一部字句を修正しています。原文は「02.原告からの報告」にあります。