高裁第2回口頭弁論

2012/12/23 16:33 に Web編集 が投稿   [ 2012/12/23 16:34 に更新しました ]
皆様                          2012.12.18
 
 本日の高裁第2回口頭弁論において、裁判長は、4名の被控訴人(小宮山、住、濵田、明日香)に対する当事者尋問の申請について「採用しない」と述べ、「結審する」と通告しました。
 
 そこで、原告は、「尋問という立証が封じられるのであれば、もはや高裁に期待するものはない。控訴を取り下げる。取り下げ理由書は後に提出する」と述べました。
 
 攻撃されたら黙っていないということで始めた裁判で、提訴(2009.12.28)からちょうど3年になりましたが、 「名誉棄損」と「学問の自由侵害」裁判を閉じることにしました。
 
 長い間のご支援ありがとうございました。
 
 ところで、物理学会誌が「福島事故」論文を不採用としましたので、早速、「黙っていない」という争いを始めることにしました。これは「原発を推進した物理学者集団の社会的責任」を内部から問うことになります。
 
                            槌田敦
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